【はじめに】勉強の仕方、教えます
初めにおことわりをいたします。
一つ。
私はこのブログを、私の甥に読んでほしいと思って書く手紙としています。
読んでくださった方が「このアイディア使えるかも」と思ってくださって、試して頂けたら私にとっても嬉しいことなので、ブログという形を取りました。
二つ。
タイトルは正確ではありません。私が一番教えたいのは、勉強の仕方を構築するヒントです。わかりやすいタイトルにするため、当たらずとも遠からずなものを採用しました。
何を勉強するのか自分で判断し、実行することが成績を伸ばす一番の方法だと思っています。様々な勉強方法を模索し、その時の自分に合った方法を採用するのが最も効率的だと思います。ただしそれはなかなかにハードルが高いので、私の考える勉強方法を試してみて、最もいい方法を使ってほしい。
学習塾のスタッフとして働いて、よく聞く言葉がありました。
『勉強の仕方がわからない。』
例えばこんな言い方で表されます。
- 勉強の仕方がわからないから、手に付かない。
- 勉強の仕方がわからないから、何をしたらいいのかわからない。
- 勉強の仕方がわからないから、何を使ったらいいのかわからない。
…などなど。
自学をしたがらない子を持つ親御さんは、勉強の仕方がわからないから勉強をしないのだと考えます。
自学ができない子は、勉強の仕方がわからないから勉強ができないのだと考えます。
特にやる気のない子を持つ親御さんは、勉強の仕方さえわかれば子どもは勉強をする、と考えることが多いように感じます。そこで個別指導塾に行き、勉強の仕方の指導を求め、宿題を求めます。
子どもは出された宿題をこなします。講師は生徒の成績を上げたいと思って、あれこれと指導をします。宿題をしなければ叱ることもあるでしょう。
ただ、その場その場で勉強内容を指示しているだけで、勉強方法として蓄えられているとは言い難い…気がします。いくらやる気があってそこそこそこそこ出来る子でも、指示されたことだけをこなして点数が上がった子は、指示がなくなると点数が落ちてしまうんですよね。中3の受験期まで進学塾に通い、相応の点数で受験をクリアした子が、高1の中間考査の成績が芳しくなくて塾を探す、ということは少なくありません。むしろ学習塾にとっては、問い合わせの多いおいしい時期です。
なぜ思うような成績が取れなかったのか?
自学をする力がなかったから、と私は考えます。
目標点を取るために何をすべきか、自分が何を苦手としていてどこを克服すべきか。
それを考えることができれば、少なくとも「何をしたらいいのかわからない」という事態は避けられます。
なので、私はここで甥っ子たちに…
- 自分なりの勉強方法を見つける、常時カスタマイズするためのアイディア
- 勉強するにあたっての考え方
を示したいと思います。
これは使える!という問題集や参考書があれば、私なりの使い方も示すことも考えています。それを郵送して送ったりして…。
一気に記事を増やすことはできないと思うので、記事を読む甥っ子やその母、または偶然この記事を読まれた方は、気長に見ていてください。
私の手紙が、君の悩みを少しでも解消できますように。
そして、甥っ子に宛てたこの手紙が、皆さんのヒントになりますように。