自学のススメ

勉強の仕方ややる気の見つけ方…困っている君にそっとアドバイスします。

テスト勉強のしかた・理科社会と数学

テスト勉強を頑張る甥っ子へ。

 

 

先日テスト勉強について話したけど、調子はどうかな。お母さんのスマホのカメラでワークを見せてもらいながら話したから、多少はテスト勉強のしかたは想像できたかな。

ただ、口で説明しただけだと忘れてしまうかもしれないし、ずーっと話をしたからわかりにくかったところもあるかもしれない。

改めて、文章でまとめて話をしたいと思います。

 

中学のテスト勉強は、学校のワークと授業ノート、プリントを2周しよう。そして自分が取りたい点数によって、一生懸命がんばりたいところとそうでないところがあるから、ワークを使ってどの部分に力を入れるか考えてみよう。

 

 

定期テストと実力テストでは、勉強のしかたが違う。今回は定期テストの勉強のしかたを説明するよ。科目ごとに分けて考えていこう。

 

1.理科、社会の場合

実は…理科や社会は、テスト勉強がしやすいワークの作り方をしてる。だから苦手でも、何度もワークを解けば点数が取りやすい科目なんだ。提出するために全部解くと思うけど、すぐに答えが出てくるくらい身についているなら、ムリして繰り返さなくてもいい。一度全部解いて合ってたら赤で丸をつけて、間違えてしまった問題だけ消しゴムで消して、何度も繰り返せば勉強しやすいよ

ワークはたいてい、

  • 教科書のまとめ、用語の穴埋め、=基本問題
  • 覚えたことを使って確かめる問題=標準問題
  • 資料の読み取り、章のまとめ問題=応用問題

の3つのレベルに分けられる。

だいたいは、基本問題で30点分、標準問題で30~40点分、応用問題で30点分出されると思っておけばいい。

もし40点取りたいのなら、ワークを開いた左のページにある『教科書のまとめ、用語の穴埋め』を2周、3周と繰り返して覚えよう。これで30点ゲット。そして右にある『覚えたことを使って確かめる問題』を1周。テスト範囲の中から半分、覚えやすそうな内容やもう少しで出来そうな内容を選んで、さらに1~2周しよう。

もし70点取りたいなら、『教科書のまとめ、用語の穴埋め』『覚えたことを確かめる問題』を2周、3周と繰り返そう。そして『資料の読み取り、章のまとめ問題』の中から半分、自分の好きなところを頑張ろう。

これから成績が上がって、頑張って80点以上取りたい!と思えるようになったら、『資料の読み取り、章のまとめ問題』も頑張って全部解けるようにしよう。テストを作る先生が問題をいじって出すかもしれないから、なぜその答えになるのか、理由を説明できるようにしよう。

 

 

2.数学の場合

定期テストの場合、比例・反比例の「比例定数」などの用語問題はテストに出やすいと思う。数学は解けない問題を探すために、ワークを1周解いてみよう。そして解けなかった問題を見つけることが点数を伸ばすチャンス!「あった~!これだ~!」って宝探しするくらいに考えよう。

理科や社会のように、ワークの問題は下のように分かれている。

  • 用語、式に表す、短い計算問題=基本問題
  • 分数や小数、カッコを使った計算問題、個数や代金の文章題、グラフの読み取り問題=標準問題
  • 文章問題=応用問題

数学は「方程式」や「比例と反比例」のような章ごとに、前のページから後ろのページに進むにつれて難しくなっていく。なので、後ろのページまで出来るようになるほど、高い点数が取れると考えよう。

 

例えば、ワークに『比例・反比例』の内容が20ページあるとしよう。

40点取りたければ、1ページ目から10ページ目まで。

70点取りたければ、1ページ目から16ページ目まで。

90点取りたければ全部。

 

それをテスト範囲に合わせて、ページ数を決めていこう。取りたい点数に合わせて、力を入れる範囲を決めると勉強しやすいと思う。ちょっと余分に頑張ることもコツの一つ。学校に提出する分だけはちゃんと解いて、テストで点数を取るための勉強は別にして考えよう。

こないだ聞いた話では、今までに習った範囲も出るんだったね。今回は『方程式、比例・反比例、平面図形+今までに習った内容(正の数と負の数、文字と式)』が出るけど、比例・反比例が点数の半分以上出るという話だった。

比例・反比例はワークの8割分、特に頑張ってやっていこう。ただ、今までに習った内容というのは、初めにワークの章のまとめページを解いて、解けなかったところだけ振り返るといいと思う。文字と式の「等式・不等式」の問題が解けなければ、そこだけ復習する、とかね。

 

 

どこを解くといいのか分からなければ、また話をしようか。

 

 

かなり長くなってしまったので、英語と国語は別に書くことにするよ。